空飛ぶおねえさん旅日記

20代のころ、バックパッカーをしていたころの旅行記です...1980年代です...この時の旅が以降の生き方に影響を与えてくれました

中国 バックパック一人旅 桂林2日目 公安局へ

昨日は、やっと空港から辿り着いて、まともなホテルに宿泊でした。
桂林2日目 です。

1984年7月10日

 

レストラン風のところで、朝食

昨日、時間が遅くなり、食べそびれたので、朝は外にまともな食事を食べに出ました。入り口に看板の出ていたレストラン?のようなところに入ります。木造で、今にも壊れそうです...

入り口の学校の机のようなところで座っている方から食券を購入して、中に入ります。涼しい〜。 外とかなり気温が違う。いろいろ工夫しているんだろうなぁと。

料金3.3元、高い食事でした。

  • カップケーキ1個
  • 小さなパン2個
  • 目玉焼き
  • ミルク(脱脂粉乳ぽい...懐かしい...)
  • 珈琲(インスタントだ...)
  • ポットでお茶

 

七星岩、七星公園、鍾乳洞

午前中、ホテルから歩いていける範囲なので、七星岩、七星公園、鍾乳洞と、フラフラと観光です。

鍾乳洞とかは、初めて見たはずなのに、何も印象に残っていないです...
七星公園も、日本にあるような公園だし、七星岩もそうだ...面白くない。公園は、閑散としているし、人気が無いのだろうか...朝早いせいだろうか...

ここまで来て、あんなに必死で、ここに辿り着いたのに、この状況は、かなり虚しい...

アイスキャンデー屋さんが、目に入ってきて、買おうと、料金を聞いても、中国語でわからないので、小額のお札を出して、選んでもらった。5角でした。
この後、アイスキャンデーは、買うたびに安くなっていった...いったいいくらだったんだろう。今だにわからない。

漓江くだりの格安チケットを売っているところがあったので、29元で購入。

 

ウルムチトルファンの申請に公安局へ

チケット代行屋さんが集まってくる

午後からは、ウルムチトルファンの準開放地区に入るために、公安局に申請に行くことに。

公安局まで、トロトロ歩いていたら、午前中の七星公園を観光していた時と違って、いろいろな人が寄ってきます。

なぜだろう〜...

「漓江くだりのチケットいらないか?」と日本語で、「もう、買った。」と日本語で返す。
「鉄道の切符も変わりに買うよ〜」と日本語で、

変わりに購入してくれる代行屋さんがいるなんて調べてなかったので、ちょっと、不安になり、一旦、考えてみると、断る。

断っても、そのまま、後をついてくる。次の人がまた、同じように、
「漓江くだり〜、鉄道の切符〜」と言ってくる。また断っても、また、後を着いてくる...

そんなこんなで、周りに5人くらい集まってしまったぁ。みんな着いてくる。

 

皆、一斉に、いなくなる

買うまで、着いてくるのかな...と思っていたところで、
その内のひとりが、「どこに行くの?」と聞いてくるので、
「公安局に申請しに行く」と言ったとたん...

信じられない早さで、全員がいなくなりました...

公安局って、怖いの〜...と不安が...
公安局に入り、ウルムチトルファンの準開放地区に入るための、申請に来たと話したところ、とても親切に応接室に通していただきました。

立派なソファでした。だれもいない...パスポートを渡して...皆が怖がっていたのもあり、不安になる。

でも、数分で、許可書を作成してくれて、とてもニコニコと、良い旅行をと言って手渡してもらえてホッと一安心。 やっぱり、笑顔は大事です。

 

皆の一斉避難のような行動に驚きました。中国の方にとって、公安局は、とても怖い存在なんだと、実感しました。